悪夢を見た。
街中。人が多い。
地下鉄の入口がある。かなり大きい。
遠目にはすとんと穴が空いているようにも見える。
クラシカルなベビーカーを押した母親が、転げ落ちて行った。
ベビーカーには首も座っていない赤ん坊が乗っていた。
ふたりとも勢いよく転がったようで、特に頭の重い赤ん坊は投げ出されて叩きつけられたようだった。
階段に大人にしては少なく、それでも大きく血の跡が出来ている。
一番下にはベビーカーがあった。
頭の潰れてた赤ん坊が乗っていた。赤ん坊だったはずの何かが寝かされていた。
母親の姿は見当たらない。
気分が悪くなって引き換えした。
フラフラと彷徨っていたら目が覚めた。
目を閉じると悪夢がくっきり再生される。
眠るのが怖い。